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私が新卒で入社した、とある福祉法人でのブラックな体験談をご紹介します。

 

今はすでに転職をしていますが、考えられないほどの強制的な労働時間でした。

 

求人票に書いてあった労働時間が全く違う

まずブラック企業ではありがちなことかもしれませんが、求人票に書いてあることが嘘でした。

 

求人表では、平日8時~17時までの勤務で、週休2日制の土日休みとなっていました。

 

しかし、こんなものは嘘もいいところで、こんな時間に帰ることなど不可能な世界だったのです。

 

新人研修で耳を疑う労働時間が告げられる

会社の労働時間の異変に気付いたのは、初出勤の日の新人研修の時でした。

 

配られた配布資料の中にさらっと、「勤務開始の1時間前には仕事ができる状態でいる事」と書かれていたのです。

 

研修担当の社員曰く、「これはあくまでも新人としての心構えであり、会社が強制しているものではない」と強調していました。

 

研修担当社員に言われた通り、求人票の8時の定時に出勤してしまった同期はこっぴどくどやされて怒られ、さらには始末書を書かされていました。

 

勤務開始1時間前、つまり朝7時には出勤をして、仕事ができる状態にしておくことという説明は、会社に強制された労働時間だったのです。

 

つまり、着替えなどを考えると遅くても6時40分には会社に到着していなければならず、出勤前の1時間のサービス残業を強いられていたのです。

 

労働時間と業務サービスの時間が全くおかしい

社会福祉法人にて、厨房の仕事を担当していましたが、夕食の提供時間と従業員の労働時間が全くおかしいことになっていました。

 

従業員の表面上の労働時間は、午前8時〜午後17時です。

 

厨房担当は、当然のごとく夕食の準備から片づけまでを対応しなくてはいけません。

 

夕食の提供時間は18時半~

介護者の食事が19時~19時30分ほど、

そこから後片付けをして、食器を洗い、厨房器具の消毒やら掃除やらの締め作業をします。

早くても、終わるのが20時30分です。

 

そして、まだ終わりではありません。

 

そこから翌々日の発注作業、買い出しを行います。喫食人数が100名近いので買い出しだけで1時間、書類での発注は30分もかかります。

 

1日の厨房仕事が全て終わるのが22時くらいです。

 

労働時間が8時~17時に設定されていれているのは、法律上の建前であって、会社はそんなものを守る気もありません。

 

朝の7時の勤務開始から22時まで休憩など取らせてもらえませんから、毎日15時間以上ぶっ通しで働かされています。

 

1日15時間労働は繁忙期ではないスケジュール

さらに驚きなのが、1日15時間の労働時間は繁忙期ではない通常期間のスケジュールです。

 

10月〜年末年始や4月、5月の多忙期は、15時間労働のスケジュールにプラスで、一年分の献立やら保健所の監査書類、年間の決算書類をこなす必要があります。

 

もちろん、そんな余分な作業をする時間はありませんので、休日に自ら出勤をして仕事を捌かなければなりません。

 

毎日クタクタで頭がおかしくなりそうな日程にプラスして、貴重な休日を当てさせられました。

 

月の残業時間は通常のデフォルトで140時間で、多忙期で換算をすると200時間は軽く超えています。

 

表向きの労働時間が17時までのため、残業代はゼロ

会社の監督署や国に示している労働時間は8時~17時になっていました。

 

実質7時~22時まで働かされ、さらには休日出勤までしていましたが、残業代は1円も出ません。

 

タイムカードや記録などは一切つけていなあったため、記録上も残っていません。

 

とんでもないブラック企業でした。

 

友人に相談をしてブラック企業の異常さに気づかされた

日々仕事に忙殺される中で、自分のこの先を考える余裕などは一切ありませんでした。

 

ただ、目の前にある仕事を黙々とこなすだけの日々です。目の前のことに精一杯で、周りなんて一切見えるはずもありませんでした。

 

完全に会社から洗脳されてしまったのです。

 

そんな会社の実態を友人に話したところ、友人は驚愕していました。

 

今思えば、友人たちの「転職しろ!」の声が無ければ、転職するという選択肢は見出せなかったと思います。

 

私の場合は、幸いなことに友人に救われることができました。

 

このまま誰にも相談せずに黙々と働いていたら、心身共に壊れてしまい、病院通いの日々を送っていたことでしょう。

 

まだ新卒で初めて就職をした会社ということもあり、無知だったということもありますが、ブラック企業の実態は自ら自覚していかなければなりません。

 

労働基準法という法律が定められているのに、全く無視をしている会社が世の中にはゴロゴロと存在しています。

 

この会社やばいなと感じたら、転職をするという道があることを知って下さい。