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最近退職をした自動車販売会社が、世間でいう「ブラック企業」でした。

 

その会社は、50~60人規模のフランス・イギリス・イタリアの外車を取り扱う個人老舗企業です。

 

80年以上の歴史がある会社で、某県内でも名前が知れ割っているぐらい有名な企業です。

 

在職していた友人から「整備士が退職したから、うちに来てくれないか?」と、相談を持ち掛けられたところから、入社することになりました。

 

整備士が毎年10人ほど入社して毎年10人以上が退職していく

そのブラックな自動車販売会社は、毎年10人以上専門学校卒の新卒社員を採用しているのですが、退職者も毎年10人以上いるような、人の出入りが多い会社でした。

 

キラキラとやる気に満ち溢れた、整備士専門校の学生が入社しても、2年をもたずに退職していきます。

 

離職者が多い理由は以下の通りです。

 

毎日残業が当たり前

ブラック企業では定番のことですが、うちの会社も残業時間が多かったです。

朝8時半出勤で、定時が17時半なのですが、毎日21時過ぎまで残業がありました。

 

残業時間の割に給料が安すぎる

新入社員の給料がとにかく安すぎました。

手取りで20万円ももらえていない子がたくさんいました。

残業時間は月間で60時間ほどあるのに、手取りが20万円以下です。

驚くほどに安すぎます。

 

ちなみに私は30歳後半の在籍期間10年近くの中堅社員でしたが、毎日残業して手取り30万ありませんでした。

 

専門職なのに給料が安すぎる

高い学費を掛けて専門学校に通ってなった整備士だというのに、あまりにも給料が安すぎました。

 

その結果、若い人たちは、早々に会社を見限って給料のいい同業他社に転職したり、他業種に転職していきました。

 

タイムカードを不正の操作されたりしていた

タイムカードの改ざんが行われたのは、ただの「ミス」なのか、わかりませんが、タイムカードを操作されていることがありました。

 

労働時間が法令で定められた月45時間におさまらないときは、時間を無断でちょろまかしてくるわけです。

 

たびたび労働時間が減少していることが起きていたので、自分でメモした労働時間と会社のタイムカードを比較してみたところ案の定減少されていました。

 

会社側は、単純なミスとして訂正をしてきましたが、コチラが指摘をしなければ、おそらくそのまま労働時間を不当に少なくしていたのでしょう。

 

社員は駐車場がないため自分で月極駐車場を契約

自動車販売会社でありながらも、社員は全員車通勤禁止でした。

 

なぜなら駐車場を用意していないからです。

 

社員は安すぎる給料を使って、近隣に月極駐車場を借りて通勤をしていました。

 

人の出入りが激しい会社はブラック企業?

昔からよく言われてきてますが、人の出入りの激し企業は、ブラック企業である可能性がほぼほぼ濃厚です。

 

長年お付き合いのある社長さんが、久しぶりに本社整備工場に来店された時に、大きな声で「何で?こんなに人いないの?出かけてるの?」と、質問をしてきました。

 

知り合いの社長さんが、久々に来店されるたびに従業員の少なさに驚いてしまうわけです。

 

社員の多くが、給料上がらない、残業が多い、休みが少ないなどの嫌気がさして退職していくわけです。

 

女社長はとにかくお金持ちだった

うちの自動車販売会社は2代目?女社長が会社を経営していましたが、その女社長は自分の収入が多かったのでしょう。

 

女社長は1000万以上のレンジローバーを乗り回し、あちこちで自分の土地を購入していました。

 

その購入した土地を使用して自らの駐車場経営に乗り出したり、とにかく自分のこととなるとお金をどんどん使っていました。

 

そんな女社長に嫌気がさして、さらに退職していく

私が退職する直前は、全社員が30人ほどまで減っていました。

 

取り巻きの取り締まり役員も会社が良くなろうとしないので、役員も多数退職していきます。

 

最後は技術の無い整備士しか残らず、「YESマン」の役員が1人、

新車を売らない若い営業マンだらけになってしまい、人を切り捨てるだけ切り捨てて、人を育てて来なかったツケが回ってきています。

 

おそらく、あと数年で倒産してしまうことでしょう。