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数年前アルバイトを辞めて、正社員の秘書として採用された小さい会社が、とんでもないブラック企業でしたので、その時の経験をシェアしたいと思います。

 

会社ではなく個人事業ほどの事業規模だった

まず、その会社は個人事業?と、おもえるような小規模の会社でした。

 

従業員は、創業者である社長と女性秘書の2名だけという歪な会社です。

私は年上の友人からその社長を紹介され、採用面接のために会社を訪れました。

 

アルバイトから正社員として働けるところを探していた

当時アルバイトをして生計を立てていたのですが、さすがに収入的にきついと感じるようになり、一度まとまったお金が欲しいと思い正社員としての職を探すことにしました。

 

本来であれば、次の職を決めてから退職というステップに移る人がほとんどだと思いますが、私の場合アルバイト先で少し嫌なことがあったため勢いで退職届を出してしまい焦っていたのです。

 

焦ってしまったばかりにブラック企業に勤めることになってしまった

ブラック企業に勤めてしまう理由としては、他に選択肢がないからという人が多いと思いますが、私もその一人です。

 

焦っていたことで、入社前に社長から言われた言葉を正しく判断ができなかったのです。

 

入社前の面接で社長から言われたこと

  • 正社員としては雇うことはできない
  • 出勤したい日数とお給料はあなたの希望を受け入れる
  • 最低日給1万円と交通費は支払う

という条件です。

 

正社員として採用と思っていたのに、「正社員として雇えない」とはどういうこと?と、疑問に感じましたが、

日給1万円なら悪い話ではないと思い、働きたい旨を伝えました。

 

すると、即その場で採用ということになりました。

 

入社してすぐの仕事が大量のクレーム処理

私は週3日の勤務、日給1万円を希望して勤務がスタートしました。

 

まず驚かされたのが、社用メールを見ると、顧客からのクレーム嵐でした。

 

その時点では、かなりあくどい商売をしているのかどうかまではわかりませんでしたが、

どのメールを開いても、お客様からの怒りのメールばかりです。

 

そのクレームメールの対応処理を入社して間もない私がやらされていました。

 

残業はないと言われていたのに即残業が始まる

求人広告票に書いてある残業時間などは、ほぼ嘘だと言われていますが、まさにその通りだと実感しました。

 

基本的に残業はないと採用面接の時に言われていましたが、突然「明日の朝までによろしく」と仕事が振られることばかりでした。

 

社長はそそくさと早帰りをしていくわけです。

 

当然、一晩でできるような業務量ではありません。

 

会社に泊まって作業をすることになるが残業代が支払われず

仕方なく会社に泊まって作業をすることが増えてきましたが、当然のことのように残業代は支払われませんでした。

 

だから、日給1万円という契約にしたのかと、その時初めて知ることになりました。

 

たった、週3日の勤務だったのに、実際は週5日以上の勤務時間になってしまい、その結果3か月で体調不良を感じるようになったため、転職を考えました。

 

結局そのブラック企業では、半年しか働きませんでした。

 

転職活動をした結果すぐに正社員として働くことができた

正社員としての勤務期間が半年間とあまりにも短かったことで、転職活動では大きな不利になることを覚悟はしていたのですが、実際にはそこまで不利になることはありませんでした。

 

幸いにもその後、すぐ正社員として働くことができ、残業代もしっかりと支給されるため精神的に気持ちが保たれています。

 

今ブラック企業に勤めていて、後がないと考えている方がいるなら、思い切って挑戦をすることも大切だと思います。

 

そのブラック企業はその後倒産した

ちなみに、その時のブラック企業は、現在は存在しなくなりました。

 

人手不足で業務が回らなくなったのか、クレームばかりだったことで顧客からの信頼を失ったのか、倒産したようです。

 

噂によると、その時勤めていた別の秘書さんが耐えかねて逃げ出し裁判を起こされたそうです。

 

おそらく、秘書さんも残業代と休日をきちんともらうことができず、裁判という形に出たのでしょう。

 

人を奴隷のようにしか扱うことしかできない、悲惨なブラック企業の末路ということですね。