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都内某大学の人間科学系の学部を卒業しましたが、人間科学系は就職先が少なく、私も同級生も皆、就職活動の時に初めて学歴の大事さを痛感しているような状態でした。

 

就職活動は精一杯頑張りましたが、やはりどこからも採用の声が入ることなく、新卒切符を無駄にしてしまい、ニートになってしまったのです。

 

ニートからブラック企業に就職をして、退社決意までの体験談を書いてみたいと思います。

 

ニートからブラック企業就職までの流れ

大学卒業と同時に就職をすることができず、卒業後3年ほど、アルバイトをしたり、ネットで物を販売したりしながら、実家でダラダラと過ごしていました。

 

25歳になった時、このままでは将来が本気でやばい!と感じ、とりあえず正社員として入社できそうなところにどんどん応募してみようと応募をしたのです。

 

どうせなら、趣味に通じる仕事がいいなあと考えた私は、通信販売事業を行っている会社を受けることにしました。

 

通信販売会社の書類審査から最終面接まで

1次選考が書類審査ということだったので、書類を送ったところ、即日で書類選考通過の連絡が入りました。

 

そして、次の選考が最終面接だというわけです。

 

新卒時の就活では、最終面接まで行ったことがありませんでしたので、単純に最終面接まで行けたことに喜んでいました。

 

最初の面接がいきなり社長代理との面接だった

面接に出向くと、そこの会社のナンバー2であった社長代理との面接でした。

 

資本金は1000万円もないくらいの小さな通信販売会社でしたので、特に疑問を感じることはありません。

 

辞めた今になって思い返してみると、従業員が本当にいませんでした。

 

面接で聞かれたことは「体力に自信はあるか?」ということだけ

面接で聞かれたことは、「体力に自信があるか?」でした。

 

IT系企業でWEB製作の会社なのに体力?と気になりましたが、

私は「はい、陸上部に入っていたので自信があります!」と答えました。

 

当時は特に疑問に感じることはありませんでしたが、今考えてみると異常な面接ですよね。

 

社長代理の面接官から驚きの一言を言われる

社長代理であるはずの面接官は、私にこのように言いました。

 

「私は毎日辞めたいと思っていますが、頑張れますか?」と言うわけです。

 

「え?」と思いましたが、私は「頑張れません」とは言えなかったので、「はい、頑張れます!」と答えました。

 

すると、その面接の場で正社員として内定を頂くことができました。

親に早速報告をしましたが、親も共に大喜びでした。

 

勤務初日に社員の顔を見て驚く

勤務初日、事務所に行くと、死んだような顔の社員がたくさんいました。

 

どの社員の暗く、元気がなく、やる気を感じられません。みんな見るからに疲れ切っていました。

 

初めての正社員としての経験でもあったので、こんなもんなのかと特に疑問に思うことはありませんでした。

 

だんだんと定時に帰ることができなくなる

最初の1週間ほどは定時で帰れていたのですが、2週間目あたりから定時に帰らせてもらうことはできず、いつの間にか終電で帰ることが当たり前になっていました。

 

社会保険もなく、残業代もない

そもそも本当に株式会社として登記しているのかさえ疑問に感じてしまいますが、社会保険はありませんでした。

 

そして、当然のように残業代もありませんでした。

 

社長の仕事はただ怒鳴ることだった

社長は30代後半くらいのどこにでもいそうな雰囲気の人でしたが、

社長は月に一度ほど事務所に訪れては、社員に怒声を浴びせることが仕事でした。

 

実際に事務所で社長が怒鳴る以外のことをしたのを見たことがありません。

 

売上が悪いと、本当にグーで殴っていました。女性には甘いのですが、男性には鬼のようでした。

 

社会保険について「なんで俺が保険料を支払う必要がある?」

社会保険に関しても「なんで俺が、お前らの保険に入れなくてはならないんだよ」と言っていました。

 

正社員として、雇用しているはずなのに、社会保険についてその認識ってありなの?と、疑問に感じていましたが、当然社長に逆らう人は一人もいませんでした。

 

退職という制度がなかった

普通なら退職をしたい場合、退職願を出すものだと思うのですが、

この会社では退職という言葉が存在しませんでした。

 

退職願を出しても認められませんでしたので、辞める時はみんなバックレて辞めていきます。

 

当然飛んでしまって以降の給与は皆諦めているようでした。

 

自宅まで来られることを恐れて辞めれない人もいた

この会社に役職などがあったのかは疑問でしたが、ある程度勤続年数が長くなると、自宅まで来られてしまうということらしかったので、ある程度働くと恐ろしくて辞めれないと嘆いている人もいました。

 

遅刻・早退・欠勤は罰金を支払わされた

通常じゃ考えられないことが、まかり通ってしまうのがブラック企業の特長です。

 

遅刻・早退・欠勤をすると、罰金を支払わなければなりませんでした。

 

そのため、毎日朝から晩まで働き続けていたのに、支給される給与は笑えない金額になっている同僚もいました。

 

結局2年ほどで退職することになりました

ニートから正社員になることができたわけなんですが、結局2年で耐えることができずに退職をすることになりました。

 

私も逃げるように退職をすることになってしまったのです。

 

私のように20代なら、ニートから正社員になることができる会社はたくさんありますが、あまりにも簡単に入社することができる会社は、一度考えてみた方がいいかもしれません。